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被膜性能測定装置 Filmeter ATPro TL301

  • 被膜性能測定装置 Filmeter ATPro TL301
被膜性能を総合的に評価する
コストパフォーマンスに優れた測定機です

※記載内容はお断りなく変更する事がございます。予めご了承ください。

特長

被膜剥離・破壊測定

 

特殊ピンを使用して単層、多層塗膜の各層間或いは、基材と被膜の剥離抵抗力と被膜の破壊力を測定します。
膜剥離、膜破壊状態の可視化データも収集することが可能です。膜の断面にピンを設置して、ピンを直線摺動させることにより被膜面に応力を加えて、被膜の剥離、破壊応力を測定します。
多層膜の場合、ピンを表層近傍に設置しても、最も強度の低い層近傍から剥離が発生します。
被膜剥離・破壊測定

静・動摩擦係数測定

被膜特性として表面の摩擦評価が必要です。フィルメータでは、10μm~1mm/secの速度範囲が得られる。
極低速で測定することで、静止状態から摺動開始時に起こる試験体の弾性変形を測定することができ、なお摺動時の飛び跳ね現象も極力抑えることができます。
M_UNIT
▲摩擦測定ユニット使用状態

引掻強度測定

引掻強度評価は、円錐型引掻針を用いて所定垂直荷重下で直線摺動させて、各試験体に発生した傷幅をもって引掻強度を表すことができます。
また、引掻強度の測定時に抵抗力もデータとして取り込めるため、垂直荷重を段階的に変化させて測定して、引掻開始垂直荷重を求めることもできます。

H_UNIT
▲引掻強度測定ユニット使用状態

被膜剥離・破壊測定例

hakurihakai
▲剥離・破壊測定状態

ポリエステル系塗膜の剥離状態
▲ポリエステル系塗膜の剥離状態

熱硬化系塗膜の破壊状態
▲熱硬化系塗膜の破壊状態

グラフ

仕様

タイプ 被膜性能測定装置 Filmeter ATPro TL301
測定範囲 抵抗力:最大98N
測定速度 10μm〜1mm/sec
測定距離 最大10mm
測定深さ 最大6.5mm(微動調節:0.25μm)
駆動操作 タッチパネル方式
測定速度、測定距離設定
測定START/STOP/REVERSE操作
安全装置 過負荷安全装置
測定中、許容応力(剥離抵抗力)が力センサーの定格を超えた時、駆動モータを瞬時に停止させて、力センサーを保護する
TRILAB
解析ソフト
【解析ソフト】
対応パソコン OS:Windows 7以降
アナログ入力 パス:USB 2.0
A/D分解能:16Bit
A/D変換速度:1msec(Max)
平均剥離抵抗表示:グラフにカーソル2点を設定して、その間の平均剥離抵抗力の値を表示
標準偏差値:平均剥離抵抗力設定範囲内の偏差値を表示
自動データ収集:測定開始時、データ取込み開始、測定終了時、データ取込み停止
データ保存:CSV形式
データ重ね書き:同一条件で測定した5データまで重ね書き表示
電源 AC100V 50/60Hz
付属品 剥離ピン
ピン合わせ用スコープ
解析ソフト
ノート型パソコン OS:Windows
丸型水準器
オプション品 摩擦測定ユニット(Φ6mm ボール接触子)
引掻強度測定ユニット(サファイア製、頂角:90°、先端R:50μm)
CCDカメラユニット

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