プローブ型摩擦測定機 Handy Rub Tester TL701
測定対象物をそのままの姿で滑りの評価をします
力センサー(ロードセル)は、三次元動作を行うと無負荷でも自重によるプラス或いはマイナスの力が出力されてしまい、この状態では正確な摩擦力を測定する事はできません。
しかし、このハンディーラブテスターには角度センサーが内蔵されており、測定プローブのX-Y-Z方向の傾きを常に監視し、ロードセルの自重と接触子の自重を補正します。
従って、頬から顎、肩から腕、曲面の多い自動車ボディー、インテリア製品、回転中のローラーの表面等、サンプリングが難しい対象物の評価が可能になりました。
※仕様はお断りなく変更する事がございます。
この測定機は岩手大学大学院工学研究科 岩淵研究室との共同研究により商品化
特長
接触子
トライボ計測ソフト
▲トライボ解析ソフト表示画面
測定開始と同時にX方向の摩擦力とZ方向の押し圧(垂直荷重)を同時に測定を行い、リアルタイムに除(割り算)して摩擦係数を数値と波形でPC画面上に表示します。
- 測定終了後、波形上のカーソルを移動させて、平均値、最大値、最小値、標準偏差 等を表示可能
- 各種データ出力機能搭載
- オプションでクシを取付けて髪の毛のクシどおりの測定も可能
- オプションで口紅やペンを取付けて、書き味の評価も可能
- オプションの触覚接触子を取付けて、触覚の評価も対応
ユーザーの仕様に合わせてカスタマイズ可能です。 まずは、お気軽にお問合わせ下さい。
仕様
タイプ | TL701 |
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測定範囲 | X方向:摩擦抵抗力0〜9.8N(1Kgf.) Z方向:押し圧0〜9.8N(1Kgf.) |
測定データ数 | 最大100万点 |
サンプリング 速度 |
1〜500msec |
グラフ表示 | グラフ1:Z方向押し圧(垂直荷重) グラフ2:X方向摩擦力 グラフ3:摩擦係数 μ |
数値表示 | 平均値、最大値、最小値、標準偏差値 カーソル二点間の数値表示も可能 |
トライボ 解析ソフト |
対応OS:Windows7以降 |
電源 | ACアダプター100-240V 50/60Hz |
使用環境 | 0〜40℃ 85%RH以内 結露なきこと |
寸法/重量 | 本体:W250×D190×H55(突起部を除く)/2kg プローブ:W34×H40×L160(突起部を除く)/120g |
付属品 | 点接触子、R接触子、ノートパソコン、トライボ解析ソフト、ハードケース |